いよいよ明日！AIじゃないです！楽しみです！

「AI音楽」を1日100曲聴いて感じた「AIの限界」について。 イケハヤです。 昨日は借金太郎、もといしゅうへい氏が運営する「フリーランスの学校」のプロコースで講師をしてきました。 今回の講座は「AIクリエイティブ」がテーマです。 初回では「音楽生成AIで曲を作ってください」という課題を出しました。 100件以上の課題提出をいただきまして、それらをぜんぶ聴きました。みなさんお疲れ様です！ で、1日でAI音楽をひたすら聴きまくって、強烈に感じたことがあります。 今日はその「AIの限界」について、正直にお話ししようと思います。 ==== 結論からいうと、AIは「80点」のものを作るのはめちゃくちゃ得意です。 でも、そこから突き抜けた「90点」「100点」を作るのは、ものすごく難しいんですよね。 100曲聴いて思ったのは、どうしても 「いい曲なんだけど、どれも似たような感じ」 になってしまうんです。 もちろん、皆さんは楽しんで作っているし、それは素晴らしいことです。 今まで音楽を作れなかった人が、それなりのクオリティの曲を作れるようになる。 これは間違いなく革命ですし、80点の曲が作れるだけで十分楽しいんです。 でも、そこから一歩抜け出して、 「他と違う、自分だけの表現」 「文句なしに感動するような圧倒的なクオリティ」 を目指そうとすると、途端に壁が立ちはだかるんですよね。 ==== これは音楽生成AIに限りません。 たとえば、最近話題の画像生成AI「Nano Banana Pro」（通称「プロバナナ」）でも同じ現象が起きています。 プロバナナを使えば、4コマ漫画のような短い作品なら、誰でもそれなりのクオリティで作れます。 ぼくも試しましたが、4コマなら「80点」のものは作れるんですよね。 でも、これが「10ページ」の漫画となると、もう手も足も出ません。 ストーリーの整合性、コマ割り、セリフの配置……AIだけでは制御しきれない部分が一気に増えるからです。 ここで面白かったのが、漫画家である@cotaex 先生の事例です。 こた先生がプロバナナを使うと、やっぱりすごいんですよ。 プロの目線から「AIの限界」を正確に理解した上で、AIが苦手な「セリフ」や「吹き出し」は自分で入れる、表情の違和感を自分の手で修正するなどの手間を掛けて、作品を作ってるんです。 ぼくは「吹き出し」すらどうやって入れればいいのかわからないレベルなので、やっぱりプロはすごいな〜と感動してますw ==== つまるところ、AIを使って「90点」「100点」の作品を作るには、結局のところ「人間の能力」が不可欠だということです。 AIを使えば、たしかに、誰でもプロ並みのことができます。 でもそれはあくまで 「特定のタスクについてのみ、平均的なプロ並みの結果を出せる」 だけであって、そこから頭一つ抜けるには、やはり人間側のセンス、経験、そして泥臭い修正作業が必要になるんですよね。 「AIがあれば何もしなくていい」わけではありません。 むしろ、AIが進化すればするほど、 「AIにはできない、人間ならではのプラスアルファ」 が問われるようになるでしょう。 たとえば、ぼく自身、AIアニメを作っています。 （10分超えのジャパニメーションは珍しいはず！） これも同じで、15秒の動画なら誰でも簡単に作れます。 が、それよりも少し長い「1分」の作品、あるいは「10分以上」の作品となると、脚本力や演出力、キャラクターデザイン力、編集力などなどが強烈に問われてきます。 現状のAIは、まだそうした能力を統合的に発揮することはしてくれません。 となると、AIを使う側の人間がコツコツ勉強して、スキルアップしていくしかないんですよね。 ==== 最後に宣伝！ 今週末、金曜日あたりに「AIアニメ制作の教科書」をリリースします！ 文字数は8万字以上、図解や動画もたくさん収録。 ステップ・バイ・ステップでAI動画制作を学ぶことができます。 AIアニメはとにかく流れが早いので、内容は随時アップデートしていきます。 価格はリリース特価、9800円。 アフィ報酬はしばらく50%にしますので、ぜひぜひレビューを書いてくださると嬉しいです！ 販売情報はメルマガでお伝えしますので、見逃したくない方は登録をどうぞ。 【無料メルマガに登録する】 というわけで、今日もコツコツ学んでいきましょう。

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