【今いちばん価値ある人材は「AIの限界を正確に把握している人」な話。】 イケハヤです。 この1年、本当にどっぷりとAIを使い込んできたわけですが、その中で「AI活用」というものに対する解像度が、自分の中でかなり上がってきました。 今日はその中で見えてきた、これからの時代にきわめて重要になるであろう「ある能力」についてお話ししたいと思います。 それは、「AIの限界を正確に把握する能力」です。 ==== AI活用というと、多くの人は「AIに何ができるか」に注目しがちです。 もちろんそれも大事ですが、ぼくがさまざまなツールを限界まで使い倒してきて痛感したのは、それ以上に 「今のAIは、何ができないか(技術的にほぼ無理)」 「今のAIは、何が苦手なのか(根性や工夫で突破できる)」 という「AIの限界」を理解することの重要性です。 AIは魔法の杖ではありません。 あくまで「ツール」です。 そして、どんなツールにも得意なことと不得意なことがあり、技術的な限界が存在します。 たとえば、ぼくが今取り組んでいるAIアニメ制作。 これも、実際にやってみると数多くの「限界」にぶち当たります。...